「食べたから動く」その思考が間違い
こんにちは!
BodyStoic名古屋店代表兼パーソナルトレーナーの
髙橋宏和です。

【楽して痩せたい、という幻想】
「好きなものを好きなだけ食べても痩せる」
巷に溢れる、そんな甘い言葉に心が揺れたことはありませんか?飲むだけで痩せる、着るだけで鍛えられる…楽をして理想の結果を手に入れたいと願うのは、自然なことかもしれません。
しかし、私は断言します。楽をして手に入れたものに、本質的な価値はありません。
特に、薬に頼るダイエットは本当に危険です。「漢方だから」「副作用がないから」という言葉を信じ、一時的に体重を落とせたとしても、それは根本的な解決にはなりません。薬をやめれば元に戻るだけでなく、本来運動を通じて得られるはずだった、数多くの素晴らしい恩恵を全て失ってしまうからです。
【失っているのは、体重を落とす機会だけではない】
例えば、筋力トレーニング。これは、ただ筋肉を増やして痩せやすい身体を作るだけの行為ではありません。
気持ちが前向きになり、自信が生まれ、骨が丈夫になり、日中のパフォーマンスが上がる…同じ「痩せる」というゴールを目指すにしても、その過程で得られるものの大きさが、桁違いなのです。
薬で痩せるという選択は、これらの貴重な副産物を全て捨て去る、非常にもったいない行為だとは思いませんか?
【多くの人が陥る「方法論」のワナ】
「〇〇式ダイエット」「最新の〇〇エクササイズ」…私たちはとかく、手軽な方法論(テクニック)を学びたがります。しかし、テクニックだけを知って満足し、行動に移せなければ、何も変わりません。
なぜなら、全ての行動の根源にあるのは、あなたの「思考」だからです。思考が変わらない限り、どんなに優れたテクニックも宝の持ち腐れです。
【現代の食生活:「食」から「動」への逆転現象】
では、私たちの思考は、今どうなっているのでしょうか。
コンビニは24時間開き、いつでも、どんな食べ物でも手に入る。現代は、人類史上最も「食」に困らない時代です。その結果、私たちの思考は、常に「食」からスタートするようになってしまいました。
「食べたから、動く」
「飲みすぎたから、運動して消費しなくちゃ」
この思考パターンこそが、多くの不調の根源です。
かつて、人類は「動」から「食」のサイクルで生きていました。狩りに出て、身体を動かし、獲物を得て、初めて食べることができた。動いた分だけ、食べる。それが本来の姿でした。
しかし現代は、動かずとも食べ物が手に入る。そして、食べたものを消化するために、義務感で動く。これでは、身体も心もバランスを崩すのは当然です。
【「動」を起点に、人生をデザインし直す】
思考を、ほんの少し変えてみませんか。
「動いたから、食べる」
この、人間本来のシンプルなサイクルに戻すだけです。
「動」を意識の起点に置くことで、不思議なことに「食」も自然とコントロールできるようになります。「今日の活動量なら、これくらいで十分だ」「これから大きな仕事があるから、質の良いエネルギーを入れておこう」と。
この思考が身について初めて、「では、どう動くのが最も効率的なのか?」というテクニックが生きてきます。
まずは、あなたの思考を変えること。
身体を変え、人生を変える、本当のスタートラインは、そこにしかありません。