水分補給は「飲む量」じゃない

こんにちは。
BodyStoic名古屋店代表兼パーソナルトレーナーの
髙橋宏和です。
だんだんと気温が上がり、
汗をかく日が増えてきましたね。
この時期になると、よく
「熱中症対策のために、こまめに水分を取ってください」
という言葉を耳にすると思います。
「私は毎日ちゃんと水を飲んでいるから大丈夫」
そう思っている方も多いかもしれません。
ですが、実はトレーニングに来られる多くのお客様の身体を見ていると、
自覚症状のない「隠れ脱水」に陥っている方が
ほとんどです。
今日は、なぜあなたの水分補給が足りていないのか、
そして夏を乗り切るための「本当の水分量」についてお話しします。
「2リットル」では全然足りない?
よく健康や美容のために「1日に2リットルの水を飲みましょう」と言われますよね。
ですが、汗をかく夏場において、
2リットルという量は「最低限のライン」に過ぎません。
特に夏場は、一生懸命お水を飲んでいるつもりでも、
飲んだ端から汗として外へ出ていってしまいます。
本当に細胞の隅々まで水分を行き渡らせ、
代謝を落とさずにベストなパフォーマンスを維持しようと思ったら、
本来は「1日に2升(約3.6リットル)」近くは飲まないと
身体の水分は足りていないのです。
「えっ、2升も飲まなければいけないの?」
と、驚かれたかもしれません。
確かに、毎日3.6リットルのペットボトルを持ち歩いて飲み干すのは、
なかなかにハードルが高いですよね。
だからこそ、水分補給には
「やり方」がとても重要になってきます。
喉が渇いてからでは「手遅れ」
一度に大量の水をガブ飲みしても、
身体はそれを一度に吸収することができません。
余分な水分はただ尿として排出され、
胃液が薄まって消化不良を起こす原因にもなってしまいます。
1日に必要な水分量をしっかり身体に満たすための鉄則。
それは、
「喉が渇く前に、こまめに少しずつ飲む」
ことです。
人間の身体は、
「喉が渇いたな」と感じた時点ですでに、
脱水が始まっています。
渇きを感じてから慌てて飲むのではなく、
朝起きたとき
仕事中、デスクに座っているとき
お風呂に入る前後
トレーニングの合間
このように、喉が渇いていなくても、
時間を決めて「コップ1杯、ペットボトル1口」を
こまめに重ねていく。
この地道な「こまめな補給」を繰り返すことで、
胃に負担をかけることなく、
1日で2升近い水分をスムーズに身体へ取り込むことができるようになります。
身体が水分を「蓄えられる」ように整える
水分を正しく取ることは大切ですが、
もう一つ、重要な事実があります。
それは、
「水分をしっかり蓄えられる筋肉(貯水タンク)があるか」
ということです。
実は、人間の体の中で最も水分を蓄えることができるのは
「筋肉」です。
筋肉の約7割は水分でできており、
筋肉量が多い人ほど、体内にたくさんの水分をキープできます。
逆に、運動不足で筋肉が落ちている人は、
貯水タンクが小さいため、
どんなに水を飲んでもすぐに抜けて脱水になりやすいのです。
BodyStoic名古屋店では、
ただお水の飲み方をアドバイスするだけでなく、
トレーニングによって「水分をしっかり蓄えられる機能的な筋肉」
を創るお手伝いをしています。
水分を巡らせるための正しいお水の取り方(こまめな習慣)と、
水分をキープするための強い身体。
この両方が揃って初めて、
うだるような夏の暑さにもバテない、
みずみずしく、力強いコンディショニングが手に入ります。
今日から、机の上にボトルを置こう
2升の水を飲むのは難しく見えますが、
「渇く前に、1口飲む」を習慣にするだけなら、
今日から誰でも始められます。
まずはデスクの上や、よく目が届く場所に
お気に入りのマイボトルを置いてみてください。
そして、喉が渇く前に
スッと1口、身体に潤いを与えてあげる。
小さな習慣の積み重ねが、
今年の夏のあなたを「バテない身体」へと
導いてくれますよ。
日々の水分補給や、夏に向けた身体づくりのことで気になることがあれば、
いつでもお気軽に僕たちに相談してくださいね。