9月から変わる人、変わらない人

こんにちは。
BodyStoic名古屋店代表兼パーソナルトレーナーの
髙橋宏和です。
夏が終わり、9月から身体を変えようと思っている方もいるでしょう。
涼しくなったら運動を始める。
生活が落ち着いたらジムへ行く。
そう考えているうちに、気づけば今年も残りわずかになっていた。
毎年、同じことを繰り返していませんか?
9月から変わる人と、変わらない人の違いは、意志の強さではありません。
理想の結果だけを見るのか、今日の身体から変化の過程をつくるのか。
その違いです。
9月になっても身体は急に変わらない
9月1日になったからといって、身体が自動的に動きやすくなるわけではありません。
夏の疲れが残っている。
運動から離れていた。
座る時間が長くなっていた。
今の身体には、そこへ至るまでの過程があります。
その過程を見ず、「9月から毎日運動する」「今年中に身体を変える」と結果だけを決めても、身体はついてきません。
変化は、カレンダーではなく、今日どのように身体を使ったかから始まります。
体重を減らしたい。
姿勢を良くしたい。
痛みなく歩きたい。
目標を持つことは大切です。
ただ、体重や姿勢は、これまでの食事や生活、身体の使い方から生まれた結果です。
結果だけを急いで変えようとすると、食事を極端に減らしたり、胸を張って良い姿勢を作ったり、急に運動量を増やしたりします。
それでは、一時的に形が変わっても、元の身体の使い方は残ったままです。
変わらないのは努力が足りないからではありません。
見る場所が、結果に偏っているのです。
変わる人は手前の過程を見ている
変わる人は、「できたか、できなかったか」だけで自分を判断しません。
歩いたとき、どちらの脚が頑張っていたか。
椅子から立つとき、息を止めていなかったか。
運動の翌日、どこに疲れが残ったか。
結果が出る一つ手前で、身体に何が起きていたのかを見ています。
過程が分かれば、次に変えることも具体的になります。
筋力を増やす前に、関節の位置を見直す。
回数を増やす前に、余計な力を減らす。
長く続けようとする前に、今日の一回を感じる。
この積み重ねが、身体の基準を少しずつ変えていきます。
では、9月から何を始めるか決める前に、今日の身体を一つだけ確認してみてください。
例えば、いつもの階段を上がった直後に立ち止まります。
息を止めていなかったか
前ももやふくらはぎだけが張っていないか
左右どちらか一方へ体重が寄っていないか
全部を一度に直す必要はありません。
まずは、自分が普段どのように動いているかを知ることです。
明日も同じ場所で確認すれば、体重計の数字だけでは分からない、小さな身体の変化に気づけます。
9月の一歩が年末の身体をつくる
変わる人は、特別な方法を知っているわけではありません。
未来の結果を待たず、今日の身体から始めています。
BodyStoic名古屋店では、ピラティスで身体の位置と感覚を確認し、ウェイト・ファンクショナルトレーニングで動きの中でも使える身体へつなげます。
整えることと鍛えることを分けず、今の身体に必要な過程を一緒につくるためです。
9月から変わるかどうかを決めるのは、大きな決意ではありません。
今日、自分の身体を一度確かめ、その感覚を次の一歩へつなげること。
その小さな始まりが、年末に振り返ったときの大きな違いになります。