BLOG

ブログ

2026/6/28

夏にバテない「呼吸の深さ」

こんにちは。
BodyStoic名古屋店代表兼パーソナルトレーナーの
髙橋宏和です。

ジメジメとした梅雨が終わると、
いよいよ夏本番ですね。

「毎年、夏になると体がだるくて動けない」
「食欲が落ちてバテてしまう」
「少し動いただけで息が上がってしまう」

そんな夏バテの症状に
悩まされてはいませんか?

スタミナをつけるために肉を食べたり、
冷たいものを飲んでしのいだり。
いろいろな対策をされていると思います。

しかし、実は夏バテを防ぎ、
猛暑でも元気に動ける体を作るための
一番重要な鍵は、
「呼吸の深さ」にあります。

今日は、夏を乗り切るための
正しい呼吸のメカニズムについてお話しします。

夏バテと「浅い呼吸」の危険な関係

なぜ、夏になると呼吸が浅くなるのでしょうか?

人間の体は、暑さを感じると
体温を下げるために「汗」をかきます。

この体温調節をコントロールしているのが
自律神経です。

しかし、日本の夏のうだるような暑さと、
冷房の効いた室内との激しい寒暖差。
これによって自律神経は常にフル稼働し、
ひどく疲弊してしまいます。

自律神経が乱れると、
体は無意識に緊張状態になり、
呼吸が浅く、速くなります。

呼吸が浅くなると、
体内に十分な酸素が行き渡りません。

全身の細胞が酸欠状態になり、
だるさや疲労感が抜けない「夏バテ」を
引き起こしてしまうのです。

肩や首で息をしていませんか?

「しっかり呼吸をしよう」として、
口で大きく息を吸い込み、肩を上下させていませんか?

実は、口で吸う呼吸(口呼吸)をすると、
空気は肺の上部にしか入らなくなってしまいます。

その結果、背中にある「僧帽筋上部(そうぼうきんじょうぶ)」という
肩まわりの筋肉が過緊張を起こし、
ガチガチに固まってしまいます。
これがいわゆる、体に無駄なストレスを与える「浅い呼吸」です。

本当に深く、上質な呼吸をするために不可欠なのは、
「鼻で吸うこと」です。

鼻から息を吸うことで、空気は肺の下部(底の方)へと
深く流れ込み、上質な酸素を血液へと届けることができます。

ここでいう「上質な空気」とは、
肺の深く下部まで入ってきたことで、
自身の「体温」によってじんわりと温められた空気のことです。

温かい空気が肺を満たすと、
緊張していた体が内側から優しく緩み、
さらに深い呼吸ができるようになる、という素晴らしい好循環が生まれるのです。

本当に深くて効率の良い呼吸とは、
このように「横隔膜(おうかくまく)」が上下にしっかりと動き、
「肋骨(胸郭)」が360度立体的にはじけるように広がる呼吸

のことです。

アコーディオンをイメージしてみてください。

楽器の蛇腹(じゃばら)が大きく広がることで、
たくさんの空気がスムーズに出入りしますよね。

僕たちの肋骨も、
鼻から吸った温かい空気によって、横や後ろにまでふっくらと広がり、
吐くときにはきれいに閉じる。

このしなやかな動きができて初めて、
無駄な力を使わずに、
大量の酸素を取り込むことができるのです。

360度の呼吸を身につける

夏の暑さに負けない深い呼吸を手に入れるために、
今すぐできる簡単な練習をしてみましょう。

まずは、ご自身の手を、
アンダーバスト(肋骨の下部)のあたりに
当ててみてください。

親指は背中側、残りの4本の指は
お腹側に回します。

その状態で、ゆっくりと鼻から息を吸います。

このとき、
「前のお腹だけが膨らむ」
「肩が上がる」
のではなく、

「当てている手を、横にも後ろにも
グッと押し広げるように」

肋骨の底を360度広げるイメージで
息を吸ってみてください。

そして、口から細く長く、
時間をかけて息を吐ききり、
手が元の位置に戻っていくのを感じます。

この「360度呼吸」を5回ほど繰り返すだけで、
高ぶっていた神経がスッと落ち着き、
体が内側からすっきりする感覚が得られるはずです。

マシンピラティスが呼吸を深くする

「頭では分かっても、どうしても背中側が膨らまない」
「肋骨がガチガチに固まっていて動かない」

そういう方にこそ、
当店のマシンピラティスが効果的です。

マシンピラティスの特長は、
仰向けに寝た状態などで、
重力から解放されて背骨や肋骨を動かせることです。

マシンのスプリング(バネ)による適度な抵抗を利用しながら、
固まった胸郭や背骨を丁寧に動かしていきます。

関節が正しい位置に戻ると、
これまで使えていなかった肺の後ろ側まで
自然と空気が入るようになります。

「呼吸がこんなに楽にできるなんて!」

セッション後のその驚きは、
夏バテに負けない体を手に入れた瞬間でもあります。

呼吸を味方につけて、夏を快適に

どんなに高価な栄養ドリンクを飲むよりも、
1日2万回以上も繰り返す「呼吸」の質を上げること。

これこそが、
バテない体を作るための最も本質的なアプローチです。

今年の夏は、
しなやかな胸郭と深い呼吸を手に入れて、
暑さに負けず、軽やかに走り抜けましょう!

呼吸の感覚を一度体験してみたい方は、
ぜひBodyStoic名古屋店にお越しください。

僕たちが、あなたの眠っている呼吸を
全力で引き出します。

TOPへ戻る